親が一人暮らしをしていると、きちんとご飯を食べているのか気になりますよね。

歳をとると疲れやすくなりますし、買い物や料理を一人で出来るのか心配です。

離れて暮らしている場合、親の食事をどのようにサポートしていけば良いでしょうか。

一人暮らしの親の食事が心配

一人暮らしの親の食事は気がかりですし、特に父親が一人暮らしの場合は心配が尽きないですよね。

私の親は夫婦二人の生活ですが、以前母が一週間ほど入院した時、父の食事が本当にひどかったのです。

コンビニ弁当に揚げ物ばかりのお惣菜、塩分たっぷりのおつまみで済ませていた日もありました。

年配の方は特に、「家事は奥さん任せで料理は苦手」という人も多いですよね。

それをきっかけに、一人暮らしの親の食事について真剣に考えないといけないと痛感しました。

健康で長生きするために、食生活は重要です。

一人暮らしの親のために出来る事を考えていきたいと思います。

一人暮らしの親の食事どうする？

一人暮らしの親の食事をサポートする方法をいくつかご紹介します。

親の状況や好みに合うものを考えてみてくださいね。

サポートする側にも負担がないやり方を選ぶことが大切です。

親の食事も心配ですが、私たち自身も家庭や仕事、子供の事などで毎日忙しいですよね。

お互いが無理なく、ずっと続けられる方法を見つけていきましょう。

宅配弁当

まず、最も簡単でオススメなのは、栄養バランスのとれたお弁当を届けてくれる「宅配弁当」です。

レンジで温めればすぐに食べられ、包丁も火も使わないので料理が苦手なお父さんにはピッタリですね。

私の父は持病がありますが、そういう人も食べられる減塩や低糖質、さらには高齢者向けのメニューまでそろっていて安心です。

冷凍ならまとめて受け取れますし、保存もできますよ。

解凍するのも手間だと感じる方には冷蔵がおススメです。

冷蔵だと毎日届くので、受け取りの際に安否確認をしてくれる会社も増えていますよ。

チャイムを鳴らしても反応がないなど異変があれば、事前に登録した家族の元へ連絡してくれます。

親と離れて暮らしている人にはとてもありがたいサービスですよね。

ネットスーパー

「料理は多少できる」「食材を自分で選びたい」という場合には「ネットスーパー」を利用するのはいかがでしょうか。

お店で商品を選ぶように注文でき、好みのものを必要な時に配送してくれます。

一人暮らしだと、「買い物に行くのが面倒だから家にあるもので済ませてしまう」といったこともよく聞くので、手軽に食材が手に入ると安心ですね。

また、重い荷物を持って転倒したら大変ですし、高齢の親が一人で買い物に行くのも何かと心配です。

ネットスーパーなら日用品も合わせて届けてもらえるので、とても便利ですよ。

一度、親の住まい付近で利用できるネットスーパーを調べて、登録を手伝ってあげるといいかもしれません。

家事代行サービス

「料理は苦手だけど出来たてのご飯が食べたい」という場合には、「家事代行サービス」を頼むのも良いと思います。

リクエストすれば事前に買い物をしてくれる会社もあり、メニューも相談できます。

掃除や洗濯など他の家事も頼めますし、シニア向けに特化した家事代行サービスを行っている会社も多いですよ。

スタッフに自宅に行ってもらえると安否確認にもなりますね。

家にこもりがちな一人暮らしの親が、他の人とコミュニケーションをとる機会になるのもメリットです。

いきなり家事代行サービスを頼むのは抵抗があるかもしれないので、申込みや顔合わせを一緒に行いサポートしてあげられるといいですね。

おかずを届ける

最後は、「おかずを届ける」という方法です。

好みを把握している家族だからこそ作ってあげられる味がありますし、何より自分で作る安心感も大きいですよね。

親の好きなおかずに加えて、カレーなど冷凍保存しやすいメニューもおススメです。

たまには食事を届けて、親と一緒に食卓を囲んでみてもいいかもしれません。

誰かと一緒に食事をすることは、本当に大切なことです。

普段は忙しく頻繁に連絡を取るのも大変ですが、おかずを届けることで親とのコミュニケーションのきっかけにもなりますね。

まとめ

健康な毎日を過ごすために、きちんとした食事は欠かせませんよね。

離れて暮らしていても、いろんな形で親の食事をサポートできます。

親自身も、また支える側も無理せず笑顔になれる方法を考えていけるといいですね。