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ズワイガニのおすすめ産地は?ブランド名や特徴を詳しく解説!

カニの中でも身が大きく、甘みも強い事から人気の高いズワイガニ。

その産地は様々で、呼び名も地域によって変わるため、どれを購入すべきか迷いますよね。

そこで、おすすめのズワイガニや各ブランドの特徴についてご紹介していきます!

目次

ズワイガニのおすすめ産地は兵庫と鳥取

皿に3杯のゆでズワイガニが乗っている

今回、おすすめしたいズワイガニの産地は、兵庫と鳥取です。

ズワイガニの「2大産地」と言われており、この2県で国内全体漁獲量の約半分を占めているほど!

鳥取を中心とした山陰地方でとれるカニは「松葉ガニ」と呼ばれますが、水揚げされる漁港によって呼び名が細かく分かれています。

2県のズワイガニのブランド名や特徴を見ていきましょう。

【兵庫】但馬地方の松葉ガニ

身がぎっしりと詰まっているのが特徴で、甘みが強く、ゆでたものは口の中に甘さの感覚が残るほど。

カニ味噌も濃厚で、お酒のつまみとしても人気がありますよ。

メスの松葉ガニはセコガニと呼ばれ、値段が安く手軽に購入できることから、家庭料理で使われることも多いそうです。

価格相場:1杯1kg=1万円程度

【兵庫】津居山(ついやま)ガニ

脚が長く殻が硬いのが特徴です。

甘みがとても強いため、お湯にくぐらせるカニしゃぶが特におすすめ。

選ぶ際にはずっしりと重みがあるものが美味しいそうですよ。

11月から12月頃、波が穏やかな時期に水揚げ量が多くなるため、比較的値段が安くなります。

価格相場:1杯600g=8,000円程度

【兵庫】柴山ガニ

身は透明感があり、味が濃くて強い甘みや香りがあります。

ゆでる、焼くなど、どんな調理法でも味わい深いのが特徴。

獲った後はカニにストレスを与えないよう配慮され、水槽で生きたまま漁港に運ばれるそうです。

色、殻の硬さや傷など多数の項目でチェックされ、110ものクラスに分けられる柴山ガニ。

その基準は世界一の厳しさとも言われ、中でも特上のものは松葉ガニの最高級品として扱われます。

価格相場:1杯1kg=1万8,000円程度

【兵庫】香住(かすみ)ガニ

紅ズワイガニという種類で、生息域が水深約1,000mと深く、ミネラルを多く含んだ海洋深層水で育ちます。

厳しい環境で育つことから、身は引き締まり、強い甘さがあるのが特徴。

舌の上でほぐれる食感で、焼きガニや刺身で食べると絶品です。

9月~翌年5月頃と比較的水揚げされる期間が長く、漁獲量が多いことから、価格がリーズナブルです。

価格相場:1杯800g=8,000円程度

【鳥取】松葉ガニ

鳥取産の松葉ガニは、身に弾力性があり、程よい歯ごたえが特徴です。

鳥取はカニの総水揚げ量が多く、北海道に次いで全国2位となっています。

水揚げは11月〜3月頃まで。

あっさりとした上品な味わいでゆでても美味しいですが、特に新鮮な刺身はとろっとした濃厚な甘みを感じられます。

甲羅の幅が11㎝以上など基準があり、それを満たしたカニだけが松葉ガニとして販売されます。

価格相場:1杯1kg=1万5,000円程度

ズワイガニの産地とブランド名、特徴を詳しく解説

兵庫、鳥取以外にも、美味しいズワイガニがとれる地域が沢山あります。

各産地の特徴をみていきましょう!

【福井】越前ガニ

太くて長い脚・大きな爪が特徴で、その立派な姿から、皇室に献上されているという由緒正しいカニです。

甘くて引き締まった肉質に加え、カニ味噌も濃厚で絶品。

越前ガニの漁場は水温や地形、エサが豊富など環境に恵まれており、古くからカニ漁が始まった地域です。

ズワイガニの中でもトップクラスの最高級品種として知られており、価格も他のブランドと比べると高級となっています。

価格相場:1杯1kg=2万円程度

【石川】加能ガニ

殻を割るとあふれそうなほどに身がぎっしりで、甘くてしっとりした味わいです。

カニ味噌も濃厚で、独特の風味をもち珍重されています

甲羅が9㎝以上のオスのズワイガニで、11月から2月頃が最もおいしい時期だそうです。

価格相場:1杯500g=7,000円程度

【島根】松葉ガニ

漁場が近いため、生きた状態で港に持ち帰る事が旨さの秘密です。

また、底引き網ではなくかご漁のため、傷が少なく活きが良いのも特徴となっています。

刺身やしゃぶしゃぶがおすすめで、うま味が凝縮された味わいです。

価格相場:1杯900g=2万円程度

【京都】間人(たいざ)ガニ

一般的なものよりも小さな漁船を使用するため、天候不良等で漁ができない日も少なくありません。

そういった背景から水揚げ量が少なく、「幻のカニ」と呼ばれています。

漁場が近く日帰り漁のため、鮮度もピカイチ。

長い脚が特徴で、身はぎっしりとつまり、食べた人が皆ひたすら黙々と手と口を動かすでそうです。

価格も高価ですが、一度は食べてみたい最高級品です。

価格相場:1杯1kg=4万円程度

【京都】舞鶴かに

見た目の高級感と味の良さから、「冬の味覚の王様」と言われています。

はさみ、足の付け根にもしっかりと身がつまり、プリッとした贅沢な味わいです。

舞鶴港は京都府内で最も漁獲量の多い港となっており、800g以上で姿が整ったものだけが舞鶴かにと呼ばれます。

価格は時期によって変動が大きいようです。

価格相場:1杯1kg=5,000円~2万5,000円程度

まとめ

一言でズワイガニと言っても、沢山のブランドがありますね。

お好みの食べ方や価格などを参考に選んでみてください。

これからカニの美味しい季節がやってくるので、ご家族皆さんでぜひ楽しんでくださいね!

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